アグリコラ(泥炭)と十二季節の魔法使い 攻略記

タイトル通りのBLOGです。 カードの評価や対戦考察等の記事を書いていく予定です。 アグリコラは週末に身内で集まってプレイしており大体3~4人プレイ。 環境は「泥炭からの出発」+世界選手権デッキ 十二季節の魔法使いはBGA(ボードゲームアリーナ) でのオンラインプレイがメインになります。 こちらも「魅ノ国」+「運命の行方」の拡張有りで主にプレイしています。 BGA ID:mage mage   レートは1600台をうろうろ。平日でも夜は大体オンしてます。 気軽に声でもかけてやってください。

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⑥からの続き、全部評価し終わったら点数表でも作ろうかな。

 
morinokoya
森の小屋 コスト:木x2 勝利点:1点 
【効果】
すぐにゲストマーカー1枚を森タイルのいずれかに置く。ゲストマーカーは、特別アクションでこの森タイルを取り除くと手に入り、同じラウンド中に家族として使うことができる。その後、捨てる。

【感想】 
木x2+「小進歩」+「木を切り倒す」を、1勝利点と1手番、進歩数x1に変換する。そう考えると悪いカードじゃない。費用対効果は効果が勝っているだろう。
しかし、積極的に取りにいくほどパワーを秘めている訳ではない。他に取るものが無い時に取れるとうれしいカードって印象。


yakihata
焼畑 コスト:泥炭タイル2枚以上 勝利点:0点 
【効果】
泥地タイルが1枚だけになったら、いつでも畑タイルに換えられる。(泥地タイルの下に他のタイルがあれば、それを捨てなければならない。)

【感想】 
殆どの場合、進歩数が稼げるスタプレ材としてしか使われない。
畑ルールに準拠する為、変換するには畑を泥炭タイルに隣接させる必要があるし、そもそも残り1枚の泥炭タイルを畑に変換するという状況がレアケースだからなぁ…。

一応有効な使い方としては、泥炭を掘りつくす前提で、沼地化不動産地図と組み合わせれば、盤面の好きな位置に畑を1枚置くことができる。


nehorrisukki
根掘り鋤 コスト:木x3 進歩数2枚以上 勝利点:2点 
【効果】
すぐに泥地タイル1枚を自分の農場で未使用のスペースに置く。家族を使って「畑を耕す」のアクションを行うたび、このアクションの中で追加で泥地タイル1枚を畑タイルに換えられる。(焼畑の場合は含まない。泥地タイルの下にほかのタイルがあれば、それを捨てなければならない。)

【感想】 
畑が十分ならば、盤面の好きな1箇所を埋め、2勝利点を得るカードとして使える。勿論、畑が足りなければ、畑に隣接して置いて耕せばいい。終盤の盤面計画を補助してくれる良カード。
コストの木x3は重いがどうせ出すのは終盤。余った木を使えば特に問題はない。沼地化不動産地図等とも相性良し。


yaseinohatake
野生の畑 コスト:飯x2 畑x2枚以上 勝利点:0点 
【効果】
すぐに畑タイルを1枚ずつ2枚まで、自分の農場で未使用のスペースに置く。ただし、これらの畑タイルは、置く時点で、ほかの畑に隣接してはならない。(後でつながるのは可。これ以降の畑は、すでにある畑に隣接しなければならない。)

【感想】 
既存の畑ルールをぶっ壊す畑界のトリーズナー。
手番消費なしで畑2枚を得る、と考えると費用対効果は破格。「木を切り倒す」を利用してうまいこと配置を考えよう。まぁ、愛人農場管理葦の家泥炭の小屋等で、家2軒のままプレイすれば、切らなくても何とかなることも多い。使いこなせれば強いが、使い方が難しい玄人向けカード。


tyokumaki
直播き コスト:畑タイル2枚以上 勝利点:0点 
【効果】
未使用の農場スペース最大2つに、小麦か野菜を植えられる。得点計算でこれらの農場スペースは畑に数えず、未使用とみなす。(農場スペースに植えてある作物は、いつでも捨てて共通のストックに返せる。)

【感想】 
序盤に使うにしても条件の畑x2あれば十分だろうし、後半使うと盤面を埋めれなくなりそうで怖い。播くのならせめて野菜にしておこう。
最終ラウンドにこれを使わざるを得ない状況だったら負けかなと思っている。ドラフトでは自分から取りに行くカードではないです。


tennnenntaihi
天然堆肥 コスト:飯x2 大進歩が1枚以上場に出ていること 勝利点:0点 
【効果】
特別アクション「焼畑」を行うたびに、そのあとすぐにその畑にだけ「種をまく」のアクションができる。小さい進歩の「焼畑」や「焼畑栽培」で泥地タイルを畑タイルに換えたときも有効。

【感想】 
飯x2が少々痛いが、「種を撒く」という1手番を解消してくれる良カード。普通にプレイしていれば取れる種材は小麦x1、野菜x1~2といったところだろう。「焼畑」を2~3回残しておくだけで十分補える。

こまめに種撒きしていくことになるので、大量の種材を一気に使いたい畑プレイよりも、バランス型プレイの方が受ける恩恵は大きい。このカードを使うならコストに飯がかかるし、「焼畑」の再使用も考えて飯は多めに確保しておきたい。


yuyoukatikuitiba
有用家畜市場 コスト:家畜が5頭以上 使用後、左隣のプレイヤーに渡す 勝利点:0点 
【効果】
すぐに家畜を3頭まで、次のラウンクの家畜に換えられる。交換は一斉に行い、交換した家畜は全部農場に置かなければならない。家畜のランクは羊→猪→牛→馬の順。

【感想】 
牛→馬は取得難度を考えると勿体無いので、変換するなら羊→猪、もしくは、猪→牛だろう。
いずれかの家畜を取れなかった時の保険にもなるし、早期の牛繁殖にも役に立つ。使えれば使った分だけ得をするカード。使う際は、変換した家畜がつがいを作れるように、計算して使うべきだろう。


deitannokoya
泥炭の小屋 コスト:燃料x5 葦x2 勝利点:1点 
【効果】
このカードに自分の家族1人が住める。食料供給フェイズでは毎回、燃料1で暖房しなければならない。「改築」のアクションで、通常の改築をせずにこのカードを無料で木の家1部屋に換えることができ、自分の木の家に隣接して置く。その場合、このカードはゲームから取り除く。

【感想】 
まず小進歩で「増築」できるのが強い。ラウンド4~5で先に「増築」されても、スタートプレイヤーでこのカードを使えば、「家族を増やす」が出た時、先に増員することが可能。
さらに、燃料支援系カードで燃料を補えば、本来増築で使うはずの木の節約にも繋がる。個人的にはこの部分が似た効果を持つ「
木の家増築」より強いと思う。ドラフトでも2~3手目に取りたい強カード。

あ、「改築」で木の家に戻すメリットは皆無なのでやめよう(提案)。


hirasokofune
平底船 コスト:木x4 勝利点:0点 
【効果】
これ以降の7ラウンド(ある限り)のスペースに燃料1と馬1を交互に置く。燃料1から置き始める。これらの燃料や馬は、各ラウンドの最初に得る。

【感想】 
一見クッソ重くて使えたもんじゃないように思えるが、コストの木x4を燃料として使用することが前提なら、実質ノーコストで馬が3頭手に入るカード。
ただし、全ての燃料、馬を回収するにはラウンド7までに出さねばならず、柵を作ることを考えるとやはり重い。有効に使うなら彫刻家や木取得支援カード等が欲しいところ。


katikusyou
家畜商 コスト:レンガx2 木x2 勝利点:1点 
【効果】
現在のラウンドに2,4,6,8を足す。そのラウンドスペース(ある限り)に、4種類の家畜を1頭ずつ置く。どの家畜をどのラウンドスペースに置くかは自由。対応するラウンドの最初に、食料1を払えば、おいてあった家畜が手に入る。(取らなければ共通のストックに返す。)

【感想】 
重い!弱い!最大効果で使うには、ラウンド6までに出さなければならない。その頃は、「増築」、「改築」、かまど等に木、レンガを使うので、こんなものを作っている暇はない。
しかも家畜を取得にするのに飯がかかるってのがもぅ…。正直作るメリットは殆どないので手札で腐らせた方がマシ。


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⑤からの続き、そろそろ半分いくかな?


dougukoya
道具小屋 コスト:レンガx1 木x1 進歩2枚以上場に出すこと 勝利点:1点 
【効果】
「焼畑」と「泥炭を掘る」の両方を含む特別アクションカードを取るたびに、この2つのアクションを(好きな順番で)両方行うことができる。

【感想】 
「焼畑」は林務官舎が無ければ確実に行うし効果は悪くない。だがいかんせんコストが重い。
コストに進歩数が絡まなければ序盤に出せて使いやすいのだが…。
使うなら泥炭x2は残した状態で使いたい。だが、このカードの為だけに残しておくほどではない。
レンガ貼彫刻家があれば使ってみても良い程度のカード。勝利点も付いてるしね。
 

noujoukakutyou
農場拡張 コスト:レンガx1 勝利点:1点 
【効果】
このカードは2スペース分の農場になる。自分のボードの四辺のいずれかに接して置く。農場スペースはボードの農場スペースと接して置かれなければならない。こうして農場は2スペース増える。(このスペースも最後に未使用だった場合、1スペースにつきマイナス1点になる。)

【感想】 
使い方が難しい。林務官舎を出し、木を切り倒さないようにして盤面を埋め、そのうえで畑を最大スペースで作れば盤面が増えた分点数にもなる。
しかし、そこまでの余裕はほとんどのゲームでないだろう。耕運機等の畑支援カードがあれば少しはやりやすい。


sigemi
 茂み コスト:森タイル4枚以上 勝利点:0点 
【効果】
森タイルを2枚まで選び、その上に森タイルをもう1枚重ねる。森タイルが2枚あるスペースでは、特別アクション「木を切り倒す」で森タイル1枚を取り除くことができる。2枚ある限り焼畑はできない。

【感想】 
ノーコストで進歩数を稼ぎ、木を供給してくれる良カード。個人的にかなり好きなカードの1つ。ドラフトでは3~4手目ぐらいに取りたい。
普通に重ねた木を切っても木x4になるが、
林務官舎牧草地の川辺の森ハンノキの小枝等、木を切った時に効果を発揮するカードと組み合わせるとさらに効果的。


numatika
 沼地化 コスト:ラウンド4までに出す 勝利点:0点 
【効果】
泥地タイル1枚をラウンド12のスペースに置く。そのラウンドの最初にこのタイルを取り、自分の農場で未使用のスペースに置くことができる。(置かなければ共通のストックに戻す。)

【感想】 
ノーコストで進歩数を稼ぎ、盤面を埋めるor燃料を供給してくれる良カード。盤面の好きな位置に配置できるのはありがたい。
泥炭タイルを掘ることで効果を発揮するカードとの相性は勿論良いが、中でも
泥炭考古学との相性が良い。根掘り鋤と合わせて終盤の畑補助に使っても面白い。
 

kanzenbassai
 完全伐採 コスト:森タイル3枚以下 使用後、左隣のプレイヤーに渡す 勝利点:0点 
【効果】
すぐに木材2を得る。森タイルが1枚だけある農場スペース2つまで、森タイルを泥地タイルに換えられる。 

【感想】 
要するに上記の茂みで重なっていない森タイル2枚までを泥地タイルに変換できるってこと。
手軽に木x2が入手出来るのはうれしい。森タイルだった泥炭タイルを気軽に掘ることは出来ないだろうが、泥炭スコップと組み合わせると燃料の安定供給先になる。


syokurin
植林 コスト:大進歩3枚以上場に出ていること 使用後、左隣のプレイヤーに渡す 勝利点:0点 
【効果】
すぐに森タイル1枚を未使用の農場スペースに置く。(森タイルはお互い接していなくてもよい。)

【感想】 
盤面の好きな位置に配置できるのはありがたい。(大事なことなので2回いいましt)
勿論、林務官舎と相性は良い。普通に使っても「焼畑」をすることで好きな位置に畑を作れる。
大進歩分のコストは重いが、かまど林務官舎+αでなんとか。


deitinosikabane
泥地の屍 コスト:泥炭タイルが1枚以上あること 勝利点:1点 
【効果】
泥地博物館の所有者と、博物館村の所有者は、ゲーム終了時にそれぞれ1点を得る。(泥地博物館は大きい進歩で、泥炭焼き場の下にある。博物館村は小さい進歩で、泥地博物館を改良してできる。)

【感想】 
ほぼノーコストで作れて、勝利点もついている良スタプレ材。進歩数稼ぎのお供としても活躍。
泥地博物館は出来れば自分で作りたいが、取られても所詮1勝利点なのであまり気にしないこと。


kanribumon
管理部門 コスト:レンガx2 木x1 手札が4枚以上あること 勝利点:0点 
【効果】
すぐに食料2を得る。最後の収穫のとき、所有している大きい進歩1枚につき食料1を、1勝利点に換えられる。

【感想】
職業ドラフトの結果次第では初手取りしても良いカード。
進歩プレイのお供に最適。
多少コストが重いのが玉に瑕だが、大体5~6点ぐらいは稼いでくれる。
工場主と組合せて飯と大進歩の両方稼ぐと良い感じ。進歩プレイ以外でも、かまど系、林務官舎泥炭焼き場等を作っていれば、勝利点を底上げしてくれる。飯x2も地味にうれしい、作って損なし。
 

kawanokura
革の鞍 コスト:飯x1 馬が2頭以上いること 勝利点:1点 
【効果】
馬が3頭以上いるときに牛を食料に換えるたび、食料にした牛1頭につき1勝利点を記録する。

【感想】
単純に飯x1で1勝利点のカードと見ても悪くない。最終ラウンドなら牛1頭残して、繁殖分含めて全て食っても点数はさほど変わらないため、飯の確保に貢献してくれる。コストの馬は1回繁殖させれば揃うのでそこまできつくはない。

早期に牛が繁殖できる
家畜飼い、牛のつがいを安定して取れる家畜追いと相性バツグン。さらに、同じく牛を食って点数にできる革なめし工とも相性が良い。
職業ドラフトで
家畜飼い家畜追いどちらか取れていたら優先的に取りたいカード。


konreibasya
婚礼馬車 コスト:木x2 野菜x1 馬が4頭以上いること 勝利点:0点 
【効果】
すぐに「家族を増やす、部屋がなくてもよい」(ラウンド12、13で登場)のアクションを行うことができる。(家族は使わない。)新しい家族は、帰宅フェイズまでこのカードの上に置く。(それまでアクションに使うことはできない。)

【感想】
クッソ重い!だが間違いなく強い。これを使うのならば何をおいても増築+家族レースに勝ち、早期に柵を敷くこと。馬が4頭必要なので、それぐらいしないと間に合わない。野菜も出来れば「焼畑」して、種を撒いておきたいが無理なら諦めるしかないか。

これを早期に使えれば使えるほど勝利が近づく、そう考えて効率的に動いていこう。
ちなみに炭坑馬があれば馬をいくらでも置いておけるので、すごく条件が楽になる。同じく、置き場所として警戒牧草地も便利。こちらは3頭まで置いておけるし繁殖もする。


 

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④からの続き


sizaisouko
資材倉庫 
コスト:レンガx2 葦x1 進歩2枚以上場に出すこと 
勝利点:0点 
【効果】
このカードにカウンター3枚を置く。ここにあるカウンター1枚を捨てるたびに、1つも持っていない種類の資材を1つ取ることができる。

【感想】 
弱い(迫真)。コストを払った分のリターンが無さ過ぎる。
一応、交換するとしたら、「改築」用の葦か、もしくは石。素の状態では使えたもんじゃないが、レンガ貼りがいれば使ってみても良いかもしれない。

レンガ貼り
で軽減してレンガx1、葦x1で出し、2カウンター使って葦と石を貰い、泥地博物館を作る…?まぁ、「改築」用の葦確保に使うぐらいが一番マシかもしれない。


seikatuhituzyuhin
生活必需品 コスト:野菜x1 使用後左隣のプレイヤーに渡す 勝利点:0点 
【効果】
手持ちが以下になるように、足りないものをすぐに取る。燃料、食料、木材、レンガ、葦、石材、小麦、それぞれ最低1。(木材は燃料に数えず、小麦は食料に数えない)

【感想】 
野菜を麦に変換できれば、一応手番は損をしていないことになる。理想的な使い方としては、野菜x2以上の状態で使用して、麦を手番消費なしで手に入れることだろう。後は資源をどれだけ貰えるかだが、葦と石ぐらいは欲しい。まぁ、あまり過度な期待せずに使える状況ならすぐに使ったほうが良いだろう。


kasitukekin
貸付金 コスト:なし 勝利点:-4点 
【効果】
すぐに燃料1、食料1、木材1、レンガ1、葦1、石材1、羊1、小麦1を得る。

【感想】 
これとマリア像の組合せは誰もが思いつくコンボだろう。
友人のGは、「素で出して使ってもー4点分を補える資源になる」と言って実際使っているが、自分にはどうにもそうは思えないんだよなぁ…。 

序盤に出せば、葦、小麦、羊が得られることだけでも、大体3手番ぐらいの得になってくれるのか?
とりあえず、自分は素で使う勇気はない。 


mizugoke
ミズゴケ コスト:泥炭タイルが丁度1枚であること 勝利点:0点 
【効果】
木の家の増築で、部屋1つにつき必要なコストから木材2と葦1を減らせる。

【感想】 
ほぼノーコストで出せるうえ、葦も軽減してくれるのはかなりうれしい。
だが、コストが安くなるからといって、木の家を複数増築してはいけない。燃料で死ぬことになるぞ!
とりあえず普通に出して、1軒分の資源を軽減してくれるだけで十分強い。

面白い使い方としてはミズゴケが出ている状態で、大工ハシゴor屋根がけをどちらか出せれば、木x1で木の家が1軒建つ。燃料は室内暖炉 で何とかすれば…。まぁ、コンボパーツが多すぎるので、所詮実戦向きではないだろう。


dekasegirousyanoie
出稼ぎ労働者の家 コスト:木x1 葦x1 勝利点:0点 
【効果】
大きい進歩を手に入れるときは毎回、燃料(最大)1を払えば好きな資材を1つ少なくできる。また右隣の人から進歩カードをもらうたび、食料1を得る。

【感想】 
コストの葦が痛いが効果は十分に強い。なぜなら最低限、木x1を大進歩用の好きな資源に出来るから。そして、後ろの効果は本当におまけ、期待してはいけない。

これを出したらまず、泥地博物館を作っておこう。軽減効果が重複し、バンバン大進歩を作る事が可能。そして、燃料確保の為やはり泥炭焼き場は作りたい。他にも炭坑馬石灰層泥炭ソリ作付け区画等があれば、相性は最高。進歩プレイでウハウハですよ。


hakubutukanmura
博物館村 コスト:泥地博物館を返す レンガの家に改築済み 勝利点:4点 
【効果】
大きな進歩が以下の分だけ安くなる。村の教会は石材1 家具商は木材1 陶器商はレンガ1 かご商は葦1 高熱暖炉はレンガ1 室内暖炉は石材1 騎手の庭は木材1(泥地博物館は泥炭焼き場の下に入れる)。

【感想】 
軽減効果は泥地博物館の方が使いやすい。村の教会の石が軽減できるのはちょっとうれしいけど。
単純に1勝利点増えるので、それ目的に終盤辺りに出すのがいいだろう。
泥地の屍が場に出ていれば、戻した泥地博物館を再度作ることで合計2勝利点分得ることが出来るが、そこまでする価値があるかは微妙。
 

syokuninnomakimono
職人の巻物 コスト:大進歩2枚以上 使用後左隣のプレイヤーに渡す 勝利点:0点 
【効果】
家族を使わずに家具製作所、製陶所、かご製作所のいずれか1つを手に入れる。コストは支払わなければいけないが、石材1だけ安くなる。

【感想】 
小進歩で大進歩が作れる良カード。コストを軽減してくれるのもうれしい。他の軽減カードやギルド長と合わせるとグッド。
コスト分の大進歩の内1枚は、泥炭焼き場林務官舎かまど井戸等を作るとして、もう一枚は泥地博物館を作っておきたい。軽減効果が重複してお得ですよ。


syuttyousyokunin
出張職人 コスト:大進歩3枚以上 使用後左隣のプレイヤーに渡す 勝利点:0点 
【効果】
家具製作所、製陶所、かご製作所のうち1つ以上をもっていれば、すぐに木材1、レンガ1、葦1、石材1を得る。

【感想】 
貰える資材は超おいしい。先にドラフトで取った職業と合わせて考えて、大進歩3枚という条件を満たせそうならピックしておこう。
出来るだけ対戦相手に使われないように、人気がある、製陶所かご製作所を作ってから使うのが理想だが、無理なら場の状況を見てどちらか片方でOK。


sagyoudai
作業台 コスト:木x2 進歩4枚以下 勝利点:0点 
【効果】
最後の収穫と、最後から1つ前の収穫の畑フェイズで、それぞれ木材3、レンガ2、葦1を得る。(得点計算で、家具製作所、製陶所、かご製作所のボーナスに使える。)

【感想】 
出し得進歩。ドラフトで初手取りするほどではないが、2~3枚目には欲しい。各製作所の点数にする使い方は勿論有効。普通に使うだけでも13、14ラウンドの燃料の支払いに当てられる。
また、丁度騎手の庭を作るコストを補えるので、これを作って点数の底上げをするのもグッド。(騎手の庭は不人気なので大抵作られずに残っている。)
 

kitakunoongaku
 帰宅の音楽 コスト:進歩2枚以上 勝利点:0点 
【効果】
自分の家族を全部置いた後、まだ2回使われていない特別アクションカードがあれば、もう1回手番が来て、1枚を取ることができる。(特別アクションカードのコストは通常どおり食料0か食料2かかる。)

【感想】 
なんというかコメントしづらい…。
家族をおき終わった後、1回も使われていない特別アクションを使えることは序盤以外まずないが、進歩数がコスト条件なので、序盤にこのカードは出しにくい。1回使われた特別アクションは、普通に手番を使わずに再使用できるしなぁ…。

まぁ、
ほら吹き用の進歩数を稼ぐぐらいが関の山だろう。もしかしたら、一回ぐらいは有効に使えるかもしれないと祈っておこう。勿論、ドラフトでは取る必要なし。
 

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③からの続き


紡績場
紡績場 
コスト:レンガx2 木x2 羊が1頭以上いること 
勝利点:2点 
【効果】
毎回、収穫の畑フェイズで農場にいる羊2頭につき燃料1を、続く食料供給フェイズでの暖房コストから差し引く。

【感想】 
羊は食べるもの(切実)。とはいえ、出せば1~3燃料にはなるだろう。それだけ貰えれば十分。
2勝利点が付いているのもグッド。だが、いかんせんコストが重すぎる。レンガ貼りがいれば使っても良いレベル。


暖炉設備
暖炉設備 コスト:高熱暖炉を返す 勝利点:-1点 
【効果】
暖房コストを一切支払わなくて済む。(高熱暖炉はレンガ暖炉の下に入れる。)

【感想】 
出したら負ける小進歩ランキング横綱級。出したらマイナス2点!?
高熱暖炉で十分です。お引取りください。


石灰層
石灰層 コスト:レンガx1 木x1 勝利点:1点 
【効果】
すぐに燃料1を得る。特別アクション「労働市場」、または「日雇い労働者」のアクションを行うたびに、追加で燃料1を得る。

【感想】 
ドラフト1~2手目で取るべきカード。これ1枚で燃料問題は大体解決。これをとったなら「労働市場」の価値は急上昇するので、出来る限り取りに行くこと。

また、
普通に「労働市場」を取れる時に取って使っても十分強いが、このカードの真価は、「労働市場」の再使用にある。飯x2を払って再使用すると、「労働市場」した分の飯は帰ってくるので、4人戦以上なら飯x1で燃料x1、3人戦なら無料で燃料x1をゲット。(対戦相手も「労働市場」を無料で再利用できるので、妨害には注意。)

泥炭を掘りつくした後、燃料を補填するには木を使う以外ないが、その為に木を取っているとその分だけ手番を消費し、さらに木を使う他の施設の建築にも遅れが出る。
なので、手番を消費せずに燃料を補填できる石灰層は、手番節約のみならず、早期の盤面構築にも貢献してくれる優良カードです。


暖炉換気設備
暖炉換気設備 コスト:石x2 勝利点:1点 
【効果】
すぐに燃料3を得る。大きい(または小さい)進歩のレンガ暖炉、石の暖炉、高熱暖炉、室内暖炉、暖炉設備があればそれぞれ1勝利点が追加になる。

【感想】 
パン焼きプレイの点数底上げに有効。それ以外でも上記の暖炉系を1つでも取っているなら出すべき。
勝利点の他に燃料の補助もしてくれる良カード。
ただ、上記の暖炉系が無ければコストの石x2が重いので、石切りがいなければ無理をして出す必要はない。


運び馬
運び馬 コスト:なし 勝利点:0点 
【効果】
木材(ちょうど)3をアクションスペースから得るたび、食料1を支払えば、追加で木材1が手に入る。木材4以上をアクションスペースから得るたび、食料1を払えば、追加で木材2が手に入る。この能力を使うには、馬を1頭以上もっていなければならない。

【感想】 
木は重要(大事なことなのでry)。
コストなし、序盤から使えて進歩数も稼げる、スタプレ材としても優秀、馬も必要なのは1頭なので取得は容易。泥炭環境でのトップクラスの木取得支援カード。ドラフトであったらまず初手取りしときましょう。

運良くゲットできたら飯確保の為、まずはレンガx2のかまどを作る。後は、木x4以上溜まる瞬間を狙って効果を使っていくだけ。木x3を木x4にするのは飯状況と相談、少しでも余裕が出来そうなら使ってOK。
後は、柵+厩と馬等の家畜繁殖体制を整えて余裕の牧場ライフが待っている。


森の道
森の道 コスト:レンガx1 使用後、左隣のプレイヤーに渡す 森タイルが一枚以上あること 勝利点:0点 
【効果】
このカードが他のプレイヤーに移り次第、ゲーム終了時にこのカードを持っているとマイナス1点になる。(緑の矢印マーカーで誰がもっているか明示する。)

【感想】 
嫌がらせ以外の何者でもないカード。使うとすれば最終ラウンド辺り。
手渡さなければマイナス点数は発動しないので、レンガが勿体無ければそのまま手札の肥やしにしてもOK。もちろんドラフトでは取る必要なし、使ってもほとんど得になりません。
 

泥地の白樺
泥地の白樺 コスト:飯x2 家3軒以上 勝利点:1点 
【効果】
特別アクション「泥炭を掘る」を行うたびに、追加で木材2を得る。

【感想】 
勝利点も付いてるし、木も手に入る結構良いカード。しかし、出すまで時間がかかり飯x2が重い。
泥炭を掘らなくとも燃料が得られる、炭坑馬石灰層泥炭スコップ、等と組み合わせれば、このカードを出してから泥炭掘りx3もいけるが、そこまでしなくとも泥炭掘りx2出来れば十分。

理想は「増築」→「家族を増やすそして小進歩」で出すこと。ただし、かまどを作るなどして飯の確保は怠らないこと。


川辺のレンガ
川辺のレンガ コスト:大進歩が1枚以上場に出ている 勝利点:0点 
【効果】
「漁」のアクションを行うたびに、追加でレンガ2を得る。

【感想】 
単体でも実戦レベルで使える「漁」支援カード。コスト分は定番の泥炭焼き場、もしくは、かまどで。
序盤~中盤なら、飯x2で「漁」を行っても有効。レンガの使い道はジッサイ多い。レンガが余ってくる後半は、飯3~4以上溜まった時に取るぐらいのつもりでOK。

勿論、他の「漁」支援カードと組合わせると強さが倍増します。ドラフトでも2~3手目辺りで取って良いカード。


川辺の森
牧草地の川辺の森 コスト:大進歩が1枚以上場に出ている 勝利点:0点 
【効果】
特別アクション「木を切り倒す」を行うたびに、追加で葦1を得る。

【感想】 
悪くは無いが積極的にドラフトで取るまでもない、そんなカード。
「焼畑」や森タイルを残して盤面を埋めることを考えると、切る森タイルは大体1~2枚。
葦は重要な資源とはいえ、余計な木を切ってまで得るものでもない。

使うなら最初の「改築」を行う前に出して、木x2を得つつ、「改築」用の葦をゲットする。それぐらいの使い方が良いだろう。コスト分の大進歩は、定番の泥炭焼き場かまどでOK。


岩石杭
岩石杭 コスト:飯x3 勝利点:1点 
【効果】
このカードに石材5を置く。特別アクション「労働市場」を自分が行うたびに、追加でこのカードから石材1づつ得る。

【感想】 
強い(石は重要)。時間は多少かかるが石x5が手番を使わずに手に入るに等しい。
ドラフトでも1~2手目で取って良いカード。これを取ったなら、まず初ラウンドのスタートプレイヤーで出し、次ラウンドで「労働市場」を使って、失った飯と石を回収して行こう。

石灰層と同じく、「労働市場」の再使用で、石を得ても良いが(3人戦なら無料なので必須行動)飯x3を失っているので、そこは「日雇い」などを活用し飯を確保しよう。
石x3まで入手したら井戸を作り、残りの石は村の教会、もしくは、石の家への「改築」用に取っておこう。



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今回は泥炭環境の定石についてまとめてみようと思います。プレイ人数は3~4人戦に準拠。
身内でプレイしているときの定石なんで、参考程度に見てもらえればと思います。

木の家のコピー
・木の家は3軒まで、増築するならレンガか石の家
泥炭タイルで得られる燃料は普通に掘れば最大9燃料。足りない分は木か他の手段で補填する必要があります。そのため、燃料を軽減する「改築」は早ければ早いほど効果的です。
しかし、家2軒から「改築」→「増築」は、序盤のレンガの重要性を考えると現実的ではありません。
また、家4、5軒からでは、資源と時間がかかりすぎます。
いかに早く家を1件増築して、家族を増やし、改築するかが序盤の勝負です。

また、何らかの支援手段で燃料を確保できれば、木の家を複数増築しても良いように思えますが、まだ問題があります。新家畜:馬の存在です。
1頭=1勝利点という驚異的な変換効率を持った馬は、繁殖体制を出来るだけ早く整える必要があります。そのため、柵を作る木は終始重要な資源です。3軒目以上の木の家増築は柵製作の遅延に繋がります。以上の理由で家3軒での生活をオススメします。


大進歩→焼き場
・4人戦以上のスタートプレイヤーなら初手行動は、「石、葦、飯or木」→「大進歩or小進歩」→泥炭焼き場
スタートプレイヤーの安定行動です。「増築」、「改築」に必要な葦を確保しつつ、泥炭焼き場を作ることで燃料問題は解決。さらに初手に「職業」を選ぶ対戦相手がいた場合(大抵一人はいる)、1枚は特別アクションが残るのでそれもゲットできます。

初手にレンガx2を取った対戦相手がいた場合、次手はほぼ確実にかまどを作りに来るので、特別アクションを行わずに泥炭焼き場を作っておきましょう。イレギュラーで焼き場を作れなかったら大損です。


泥炭タイル
・泥炭は掘れるときに掘る
○泥炭を掘ることで効果を得るカードを持っている。
泥炭焼き場がまだ作られておらず、後に作る計画を立てている。
○泥炭を掘らなくとも燃料が賄え、泥炭タイルを盤面を埋めるのに利用したい。

上記のような事情を抱えていなければ、泥炭は掘れるときに掘りましょう。
ゲーム終わりまでに使用する燃料は大体13~15燃料。全て掘りつくしても燃料は足りないのです。盤面の邪魔になる泥炭タイルはできるだけ早く掘りつくしましょう。


saku12
・柵は基本12本
牧場点数を最大効率で取り、かつ最速で家畜の置き場を作るには上記配置の12柵が最適です。
フルで15柵作るより、3木分を節約でき燃料に回せる。そして、出来るだけ早く馬の繁殖体制を整えたい。以上の条件で考えるとフル15柵より12柵の方が安定します。


aizin
・泥炭環境4人戦までなら最強職業は「愛人」 家族に自信ニキー
これは異論はあると思いますが、身内での結論です。
「木の家は3軒まで」でも触れましたが燃料支払いの為、4、5軒目を増築するのはリスキーです。
基本は3住居、3家族で12~13ラウンドまで生活し、「家族を増やす(家の空きはいらない)」のアクションで4人目、5人目を増やします。

ということは、3人目の家族を増やすのが早ければ早いほど、多く手番が使えて有利な訳です。愛人は泥炭環境でのルールにより、ラウンド3からしか出せませんがそれで十分です。
例え、一番早い5ラウンド目に「家族を増やす」が出たとしても、2手番は対戦相手より多く動かせます。

一番遅いラウンド7に出れば、4手番多く動かせることになり、この時点でほぼ勝利確定です。
馬の繁殖や改築などの確定行動を相手より早く行えるうえ、そうした体制が整えば大進歩など他の得点手段に手を向ける余裕さえ出てきます。

さらに、燃料も家2軒のままで生活できるので節約になり、改築も資源が少なくなるので容易です。話がそれますが、小進歩「葦の家」も同じ理由で燃料を節約でき、強化されています。

職業ランキングは次点で、進歩が増えた為パワーアップしたほら吹き、安定の収入役、大進歩に自信ニキーの石切り等に続きます。
今まで猛威を振るっていた毒見役は第7番のルール改定において、飯の支払いが今までの1から2になり大幅に弱体化しました。


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