⑪からの続き。
ウェーイ最終回です、気合入れていきます。
畑用品 コスト:木x1 勝利点:0点
【効果】
自分の家族を使って「畑を耕す」のアクションを行うたびに、まだ2回使われていない特別アクションカードを取ることができる。(特別アクションのコストは通常通り食料0か食料2かかる。)
【感想】
泥炭環境では、かなり使いやすい畑支援カード兼スタプレ材。
序盤に出して畑を耕しながら「焼畑」をし、畑を高速で展開しても良いし、後半の追い上げに出しても使える。躊躇することなく畑を耕しにいけるのがうれしい。
泥地開発 コスト:石x1 レンガの家に改築済み 勝利点:1点
【効果】
このカードの上に泥地タイルを2枚置く。このカードは普通に使える農場スペースになる。このカードを自分の農場の四辺のいずれかに接して置く。新しい農場スペースは、すでにあるスペースに接していなければならない。自分の農場はこうして2スペース増えることになる。新しい農場スペースは泥地であり、これから開発される。(泥地が取り除かれたら、未使用の農場スペースになり、したがって得点計算ではマイナス点になることがある。)
【感想】
小進歩に石は使いたくないところだが、追加されるスペースは泥炭タイルで埋まっているので、石が余ったら(無いとは思うが)単純に点数目当てで出しても良い。
泥炭が丁度2枚乗っていることを利用して、泥炭スコップと組み合わせると燃料の安定供給先になる。また、泥炭考古学とや根掘り鋤とも相性は良い。
泥地森 コスト:飯x1 進歩3枚以上 勝利点:0点
【効果】
自分の泥地タイルの上に、森タイルを1枚ずつ好きなだけ置く。下になった泥地タイルは、森タイルを特別アクション「木を切り倒す」で取り除いたときに再び登場する。泥地タイルの上にある森タイルでの焼畑はできない。
【感想】
上に置いた森タイルを切れば木は入手できるが、進歩3枚以上とコストが重め。その頃まで泥炭が何枚残っているか微妙なところ2枚残せればいいが…。使うならせめて燃料支援系カードと組み合わせたい。
上記の泥地開発と組み合わせると無理なく使うことができて良い感じ。切って木x4にしても良いが、できれば林務官舎で点数にしたい。させてください(林務官舎好き)。
森の湿原 コスト:大進歩2枚以上 勝利点:0点
【効果】
特別アクション「泥炭を掘る」を行うたびに、取り除いた泥地タイルを裏返す。そして現在のラウンド数に4を足し、そのラウンドスペース(あれば)にこのタイルを置く。そのラウンドの最初にそれを森タイルとして未使用の農場スペースに置く。
【感想】
盤面の好きなところを埋められるので効果自体はかなり有効。
このカードを使うなら確実に林務官舎を作りたい。コスト分の大進歩は、林務官舎と定番の泥炭焼き場、かまどのどちらかを作っておけばいいだろう。
泥炭を掘る数が増えれば増えるだけいいので、上記の泥地開発と相性は良い。
苗木畑 コスト:木x1 勝利点:0点
【効果】
ラウンド12と13のスペースに森タイルを1まいづつ置く。これらのラウンドの最初に、森タイルを取って、自分の農場で未使用のスペースに置ける。(置かなければ共通のストックに返す。)
【感想】
おいどういうことだ説明しろ苗木!
まさに林務官舎と組み合わせる為に生まれてきたようなカード。普通に使っても好きなところを2盤面埋めることができるので、普通に強かったりする。ドラフトでは3~4手目ぐらいでゲットできると非常にうれしい。
工作区画 コスト:進歩2枚以下 勝利点:0点
【効果】
このカードをプレイしたときに森タイルを1枚、未使用の農場スペースに置かなければならない。ゲーム終了時に自分の農場で未使用スペースの得点が変わる。未使用が1スペースなら+2点勝利点、2スペースなら-1勝利点、3スペースなら-3勝利点になる。
【感想】
ドラフト初手取り候補。泥炭環境における最強のスタプレ材。ノーコストで出せ、計2盤面を埋め、しかも勝利点までついてくる。どう考えても費用対効果がおかしい。勿論、林務官舎と相性は良い。
余談として、未使用の1スペースはしっかりマイナス点数が発生するので、勝利点は1点しかもらえない。いや、コストから考えたら十分なんですけどね。
相手から村長を出された場合、他のマイナス点が全てクリア出来ていたら空けていた1スペースは埋めよう。
繁殖手当て コスト:麦x1 盤面に未使用スペースがないこと 勝利点:0点
【効果】
ゲーム終了時に、4種類の家畜をそれぞれ1頭ずつもっていれば、他のプレイヤーの人数分の勝利点が入る。(5人で遊ぶ場合は4勝利点。)前種類2頭ずつ、3頭ずつ持っていれば勝利点はそれぞれ2倍、3倍になる。(※未使用スペースとは「農場拡張」や「泥地開発」によるカード上の農場も含む。)
【感想】
家畜重視系プレイ最終兵器。初手取りクラスの実力を秘めている。
コストはかなり厳しいがマックス9 or 12勝利点になるので、それに見合う効果は勿論ある。マックス点数を狙って全家畜を3頭揃えたいが、それには12柵以上の牧場と厩が最低3軒は必要になる。
使うなら他を多少犠牲にしてでも、序盤から繁殖手合てを使うことだけを目指してプレイしよう。大量の木と家畜を必要とするので、家畜追い、運び馬等があればかなり楽に条件を達成できる。
家の墓所 コスト:石x1 石の家に改築済み 勝利点:1点
【効果】
墓所マーカーをすぐに未使用の農場スペースに置ける。このスペースはもう使用できないが、使用中として扱い、ゲーム終了時には追加で1勝利点になる。
【感想】
コストは若干厳しいが、好きな盤面を埋められ2勝利点になるので元は十分取れている。
似たような効果を持ち、ノーコストで出せる工作区画があるが、あれはあっちががぶっ壊れているだけの話。この子も十分に強いんです。比べないであげて!
泥炭考古学 コスト:レンガの家に改築済み 勝利点:1点
【効果】
特別アクション「◯泥炭を掘る」を行うたびに、空いた農場スペースに自分のストックから柵1本を置ける。このスペースはもう使用できないが、使用中として扱い、ゲーム終了時には追加で1勝利点になる。
【感想】
コストに改築が必要なので稼動は若干遅くなるが、盤面を埋めつつ勝利点を作り、自身も1勝利点ついているという強カード。勿論、ドラフトでは初手取りクラス。
泥炭を掘れば掘るほど点数になるが、柵は最大点数を求めるなら12本は必要なので、このカードで盤面に柵を置く本数は2~3本だろう。3本埋めるためには、序盤の燃料を何とかしないといけないので現実的には2本といったところか。
単体で使っても十分すぎるほど強いが、泥地開発と組み合わせると後半でも問題なく稼動でき、燃料もゲットできて便利。他にも、泥炭を増やす沼地化や不動産地図等と相性は良い。
教会 コスト:レンガの家に改築済み 勝利点:1点
【効果】
村の教会を教会に改良するとすぐに食料2を得る。毎ラウンド最後に、燃料(最大)1を支払って、1勝利点を記録できる。
【感想】
村の教会との最大の違いは、毎ターン燃料を得点に変換できること。とはいえ、燃料補助カードと組み合わせないと流石に毎ターンはきつい。炭坑馬があれば最高だがなのだが。
とりあえず、村の教会が作れているならコンバートしておいて損はない。