アグリコラ(泥炭)と十二季節の魔法使い 攻略記

タイトル通りのBLOGです。 カードの評価や対戦考察等の記事を書いていく予定です。 アグリコラは週末に身内で集まってプレイしており大体3~4人プレイ。 環境は「泥炭からの出発」+世界選手権デッキ 十二季節の魔法使いはBGA(ボードゲームアリーナ) でのオンラインプレイがメインになります。 こちらも「魅ノ国」+「運命の行方」の拡張有りで主にプレイしています。 BGA ID:mage mage   レートは1600台をうろうろ。平日でも夜は大体オンしてます。 気軽に声でもかけてやってください。

2014年08月

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④からの続き


sizaisouko
資材倉庫 
コスト:レンガx2 葦x1 進歩2枚以上場に出すこと 
勝利点:0点 
【効果】
このカードにカウンター3枚を置く。ここにあるカウンター1枚を捨てるたびに、1つも持っていない種類の資材を1つ取ることができる。

【感想】 
弱い(迫真)。コストを払った分のリターンが無さ過ぎる。
一応、交換するとしたら、「改築」用の葦か、もしくは石。素の状態では使えたもんじゃないが、レンガ貼りがいれば使ってみても良いかもしれない。

レンガ貼り
で軽減してレンガx1、葦x1で出し、2カウンター使って葦と石を貰い、泥地博物館を作る…?まぁ、「改築」用の葦確保に使うぐらいが一番マシかもしれない。


seikatuhituzyuhin
生活必需品 コスト:野菜x1 使用後左隣のプレイヤーに渡す 勝利点:0点 
【効果】
手持ちが以下になるように、足りないものをすぐに取る。燃料、食料、木材、レンガ、葦、石材、小麦、それぞれ最低1。(木材は燃料に数えず、小麦は食料に数えない)

【感想】 
野菜を麦に変換できれば、一応手番は損をしていないことになる。理想的な使い方としては、野菜x2以上の状態で使用して、麦を手番消費なしで手に入れることだろう。後は資源をどれだけ貰えるかだが、葦と石ぐらいは欲しい。まぁ、あまり過度な期待せずに使える状況ならすぐに使ったほうが良いだろう。


kasitukekin
貸付金 コスト:なし 勝利点:-4点 
【効果】
すぐに燃料1、食料1、木材1、レンガ1、葦1、石材1、羊1、小麦1を得る。

【感想】 
これとマリア像の組合せは誰もが思いつくコンボだろう。
友人のGは、「素で出して使ってもー4点分を補える資源になる」と言って実際使っているが、自分にはどうにもそうは思えないんだよなぁ…。 

序盤に出せば、葦、小麦、羊が得られることだけでも、大体3手番ぐらいの得になってくれるのか?
とりあえず、自分は素で使う勇気はない。 


mizugoke
ミズゴケ コスト:泥炭タイルが丁度1枚であること 勝利点:0点 
【効果】
木の家の増築で、部屋1つにつき必要なコストから木材2と葦1を減らせる。

【感想】 
ほぼノーコストで出せるうえ、葦も軽減してくれるのはかなりうれしい。
だが、コストが安くなるからといって、木の家を複数増築してはいけない。燃料で死ぬことになるぞ!
とりあえず普通に出して、1軒分の資源を軽減してくれるだけで十分強い。

面白い使い方としてはミズゴケが出ている状態で、大工ハシゴor屋根がけをどちらか出せれば、木x1で木の家が1軒建つ。燃料は室内暖炉 で何とかすれば…。まぁ、コンボパーツが多すぎるので、所詮実戦向きではないだろう。


dekasegirousyanoie
出稼ぎ労働者の家 コスト:木x1 葦x1 勝利点:0点 
【効果】
大きい進歩を手に入れるときは毎回、燃料(最大)1を払えば好きな資材を1つ少なくできる。また右隣の人から進歩カードをもらうたび、食料1を得る。

【感想】 
コストの葦が痛いが効果は十分に強い。なぜなら最低限、木x1を大進歩用の好きな資源に出来るから。そして、後ろの効果は本当におまけ、期待してはいけない。

これを出したらまず、泥地博物館を作っておこう。軽減効果が重複し、バンバン大進歩を作る事が可能。そして、燃料確保の為やはり泥炭焼き場は作りたい。他にも炭坑馬石灰層泥炭ソリ作付け区画等があれば、相性は最高。進歩プレイでウハウハですよ。


hakubutukanmura
博物館村 コスト:泥地博物館を返す レンガの家に改築済み 勝利点:4点 
【効果】
大きな進歩が以下の分だけ安くなる。村の教会は石材1 家具商は木材1 陶器商はレンガ1 かご商は葦1 高熱暖炉はレンガ1 室内暖炉は石材1 騎手の庭は木材1(泥地博物館は泥炭焼き場の下に入れる)。

【感想】 
軽減効果は泥地博物館の方が使いやすい。村の教会の石が軽減できるのはちょっとうれしいけど。
単純に1勝利点増えるので、それ目的に終盤辺りに出すのがいいだろう。
泥地の屍が場に出ていれば、戻した泥地博物館を再度作ることで合計2勝利点分得ることが出来るが、そこまでする価値があるかは微妙。
 

syokuninnomakimono
職人の巻物 コスト:大進歩2枚以上 使用後左隣のプレイヤーに渡す 勝利点:0点 
【効果】
家族を使わずに家具製作所、製陶所、かご製作所のいずれか1つを手に入れる。コストは支払わなければいけないが、石材1だけ安くなる。

【感想】 
小進歩で大進歩が作れる良カード。コストを軽減してくれるのもうれしい。他の軽減カードやギルド長と合わせるとグッド。
コスト分の大進歩の内1枚は、泥炭焼き場林務官舎かまど井戸等を作るとして、もう一枚は泥地博物館を作っておきたい。軽減効果が重複してお得ですよ。


syuttyousyokunin
出張職人 コスト:大進歩3枚以上 使用後左隣のプレイヤーに渡す 勝利点:0点 
【効果】
家具製作所、製陶所、かご製作所のうち1つ以上をもっていれば、すぐに木材1、レンガ1、葦1、石材1を得る。

【感想】 
貰える資材は超おいしい。先にドラフトで取った職業と合わせて考えて、大進歩3枚という条件を満たせそうならピックしておこう。
出来るだけ対戦相手に使われないように、人気がある、製陶所かご製作所を作ってから使うのが理想だが、無理なら場の状況を見てどちらか片方でOK。


sagyoudai
作業台 コスト:木x2 進歩4枚以下 勝利点:0点 
【効果】
最後の収穫と、最後から1つ前の収穫の畑フェイズで、それぞれ木材3、レンガ2、葦1を得る。(得点計算で、家具製作所、製陶所、かご製作所のボーナスに使える。)

【感想】 
出し得進歩。ドラフトで初手取りするほどではないが、2~3枚目には欲しい。各製作所の点数にする使い方は勿論有効。普通に使うだけでも13、14ラウンドの燃料の支払いに当てられる。
また、丁度騎手の庭を作るコストを補えるので、これを作って点数の底上げをするのもグッド。(騎手の庭は不人気なので大抵作られずに残っている。)
 

kitakunoongaku
 帰宅の音楽 コスト:進歩2枚以上 勝利点:0点 
【効果】
自分の家族を全部置いた後、まだ2回使われていない特別アクションカードがあれば、もう1回手番が来て、1枚を取ることができる。(特別アクションカードのコストは通常どおり食料0か食料2かかる。)

【感想】 
なんというかコメントしづらい…。
家族をおき終わった後、1回も使われていない特別アクションを使えることは序盤以外まずないが、進歩数がコスト条件なので、序盤にこのカードは出しにくい。1回使われた特別アクションは、普通に手番を使わずに再使用できるしなぁ…。

まぁ、
ほら吹き用の進歩数を稼ぐぐらいが関の山だろう。もしかしたら、一回ぐらいは有効に使えるかもしれないと祈っておこう。勿論、ドラフトでは取る必要なし。
 

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③からの続き


紡績場
紡績場 
コスト:レンガx2 木x2 羊が1頭以上いること 
勝利点:2点 
【効果】
毎回、収穫の畑フェイズで農場にいる羊2頭につき燃料1を、続く食料供給フェイズでの暖房コストから差し引く。

【感想】 
羊は食べるもの(切実)。とはいえ、出せば1~3燃料にはなるだろう。それだけ貰えれば十分。
2勝利点が付いているのもグッド。だが、いかんせんコストが重すぎる。レンガ貼りがいれば使っても良いレベル。


暖炉設備
暖炉設備 コスト:高熱暖炉を返す 勝利点:-1点 
【効果】
暖房コストを一切支払わなくて済む。(高熱暖炉はレンガ暖炉の下に入れる。)

【感想】 
出したら負ける小進歩ランキング横綱級。出したらマイナス2点!?
高熱暖炉で十分です。お引取りください。


石灰層
石灰層 コスト:レンガx1 木x1 勝利点:1点 
【効果】
すぐに燃料1を得る。特別アクション「労働市場」、または「日雇い労働者」のアクションを行うたびに、追加で燃料1を得る。

【感想】 
ドラフト1~2手目で取るべきカード。これ1枚で燃料問題は大体解決。これをとったなら「労働市場」の価値は急上昇するので、出来る限り取りに行くこと。

また、
普通に「労働市場」を取れる時に取って使っても十分強いが、このカードの真価は、「労働市場」の再使用にある。飯x2を払って再使用すると、「労働市場」した分の飯は帰ってくるので、4人戦以上なら飯x1で燃料x1、3人戦なら無料で燃料x1をゲット。(対戦相手も「労働市場」を無料で再利用できるので、妨害には注意。)

泥炭を掘りつくした後、燃料を補填するには木を使う以外ないが、その為に木を取っているとその分だけ手番を消費し、さらに木を使う他の施設の建築にも遅れが出る。
なので、手番を消費せずに燃料を補填できる石灰層は、手番節約のみならず、早期の盤面構築にも貢献してくれる優良カードです。


暖炉換気設備
暖炉換気設備 コスト:石x2 勝利点:1点 
【効果】
すぐに燃料3を得る。大きい(または小さい)進歩のレンガ暖炉、石の暖炉、高熱暖炉、室内暖炉、暖炉設備があればそれぞれ1勝利点が追加になる。

【感想】 
パン焼きプレイの点数底上げに有効。それ以外でも上記の暖炉系を1つでも取っているなら出すべき。
勝利点の他に燃料の補助もしてくれる良カード。
ただ、上記の暖炉系が無ければコストの石x2が重いので、石切りがいなければ無理をして出す必要はない。


運び馬
運び馬 コスト:なし 勝利点:0点 
【効果】
木材(ちょうど)3をアクションスペースから得るたび、食料1を支払えば、追加で木材1が手に入る。木材4以上をアクションスペースから得るたび、食料1を払えば、追加で木材2が手に入る。この能力を使うには、馬を1頭以上もっていなければならない。

【感想】 
木は重要(大事なことなのでry)。
コストなし、序盤から使えて進歩数も稼げる、スタプレ材としても優秀、馬も必要なのは1頭なので取得は容易。泥炭環境でのトップクラスの木取得支援カード。ドラフトであったらまず初手取りしときましょう。

運良くゲットできたら飯確保の為、まずはレンガx2のかまどを作る。後は、木x4以上溜まる瞬間を狙って効果を使っていくだけ。木x3を木x4にするのは飯状況と相談、少しでも余裕が出来そうなら使ってOK。
後は、柵+厩と馬等の家畜繁殖体制を整えて余裕の牧場ライフが待っている。


森の道
森の道 コスト:レンガx1 使用後、左隣のプレイヤーに渡す 森タイルが一枚以上あること 勝利点:0点 
【効果】
このカードが他のプレイヤーに移り次第、ゲーム終了時にこのカードを持っているとマイナス1点になる。(緑の矢印マーカーで誰がもっているか明示する。)

【感想】 
嫌がらせ以外の何者でもないカード。使うとすれば最終ラウンド辺り。
手渡さなければマイナス点数は発動しないので、レンガが勿体無ければそのまま手札の肥やしにしてもOK。もちろんドラフトでは取る必要なし、使ってもほとんど得になりません。
 

泥地の白樺
泥地の白樺 コスト:飯x2 家3軒以上 勝利点:1点 
【効果】
特別アクション「泥炭を掘る」を行うたびに、追加で木材2を得る。

【感想】 
勝利点も付いてるし、木も手に入る結構良いカード。しかし、出すまで時間がかかり飯x2が重い。
泥炭を掘らなくとも燃料が得られる、炭坑馬石灰層泥炭スコップ、等と組み合わせれば、このカードを出してから泥炭掘りx3もいけるが、そこまでしなくとも泥炭掘りx2出来れば十分。

理想は「増築」→「家族を増やすそして小進歩」で出すこと。ただし、かまどを作るなどして飯の確保は怠らないこと。


川辺のレンガ
川辺のレンガ コスト:大進歩が1枚以上場に出ている 勝利点:0点 
【効果】
「漁」のアクションを行うたびに、追加でレンガ2を得る。

【感想】 
単体でも実戦レベルで使える「漁」支援カード。コスト分は定番の泥炭焼き場、もしくは、かまどで。
序盤~中盤なら、飯x2で「漁」を行っても有効。レンガの使い道はジッサイ多い。レンガが余ってくる後半は、飯3~4以上溜まった時に取るぐらいのつもりでOK。

勿論、他の「漁」支援カードと組合わせると強さが倍増します。ドラフトでも2~3手目辺りで取って良いカード。


川辺の森
牧草地の川辺の森 コスト:大進歩が1枚以上場に出ている 勝利点:0点 
【効果】
特別アクション「木を切り倒す」を行うたびに、追加で葦1を得る。

【感想】 
悪くは無いが積極的にドラフトで取るまでもない、そんなカード。
「焼畑」や森タイルを残して盤面を埋めることを考えると、切る森タイルは大体1~2枚。
葦は重要な資源とはいえ、余計な木を切ってまで得るものでもない。

使うなら最初の「改築」を行う前に出して、木x2を得つつ、「改築」用の葦をゲットする。それぐらいの使い方が良いだろう。コスト分の大進歩は、定番の泥炭焼き場かまどでOK。


岩石杭
岩石杭 コスト:飯x3 勝利点:1点 
【効果】
このカードに石材5を置く。特別アクション「労働市場」を自分が行うたびに、追加でこのカードから石材1づつ得る。

【感想】 
強い(石は重要)。時間は多少かかるが石x5が手番を使わずに手に入るに等しい。
ドラフトでも1~2手目で取って良いカード。これを取ったなら、まず初ラウンドのスタートプレイヤーで出し、次ラウンドで「労働市場」を使って、失った飯と石を回収して行こう。

石灰層と同じく、「労働市場」の再使用で、石を得ても良いが(3人戦なら無料なので必須行動)飯x3を失っているので、そこは「日雇い」などを活用し飯を確保しよう。
石x3まで入手したら井戸を作り、残りの石は村の教会、もしくは、石の家への「改築」用に取っておこう。



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今回は泥炭環境の定石についてまとめてみようと思います。プレイ人数は3~4人戦に準拠。
身内でプレイしているときの定石なんで、参考程度に見てもらえればと思います。

木の家のコピー
・木の家は3軒まで、増築するならレンガか石の家
泥炭タイルで得られる燃料は普通に掘れば最大9燃料。足りない分は木か他の手段で補填する必要があります。そのため、燃料を軽減する「改築」は早ければ早いほど効果的です。
しかし、家2軒から「改築」→「増築」は、序盤のレンガの重要性を考えると現実的ではありません。
また、家4、5軒からでは、資源と時間がかかりすぎます。
いかに早く家を1件増築して、家族を増やし、改築するかが序盤の勝負です。

また、何らかの支援手段で燃料を確保できれば、木の家を複数増築しても良いように思えますが、まだ問題があります。新家畜:馬の存在です。
1頭=1勝利点という驚異的な変換効率を持った馬は、繁殖体制を出来るだけ早く整える必要があります。そのため、柵を作る木は終始重要な資源です。3軒目以上の木の家増築は柵製作の遅延に繋がります。以上の理由で家3軒での生活をオススメします。


大進歩→焼き場
・4人戦以上のスタートプレイヤーなら初手行動は、「石、葦、飯or木」→「大進歩or小進歩」→泥炭焼き場
スタートプレイヤーの安定行動です。「増築」、「改築」に必要な葦を確保しつつ、泥炭焼き場を作ることで燃料問題は解決。さらに初手に「職業」を選ぶ対戦相手がいた場合(大抵一人はいる)、1枚は特別アクションが残るのでそれもゲットできます。

初手にレンガx2を取った対戦相手がいた場合、次手はほぼ確実にかまどを作りに来るので、特別アクションを行わずに泥炭焼き場を作っておきましょう。イレギュラーで焼き場を作れなかったら大損です。


泥炭タイル
・泥炭は掘れるときに掘る
○泥炭を掘ることで効果を得るカードを持っている。
泥炭焼き場がまだ作られておらず、後に作る計画を立てている。
○泥炭を掘らなくとも燃料が賄え、泥炭タイルを盤面を埋めるのに利用したい。

上記のような事情を抱えていなければ、泥炭は掘れるときに掘りましょう。
ゲーム終わりまでに使用する燃料は大体13~15燃料。全て掘りつくしても燃料は足りないのです。盤面の邪魔になる泥炭タイルはできるだけ早く掘りつくしましょう。


saku12
・柵は基本12本
牧場点数を最大効率で取り、かつ最速で家畜の置き場を作るには上記配置の12柵が最適です。
フルで15柵作るより、3木分を節約でき燃料に回せる。そして、出来るだけ早く馬の繁殖体制を整えたい。以上の条件で考えるとフル15柵より12柵の方が安定します。


aizin
・泥炭環境4人戦までなら最強職業は「愛人」 家族に自信ニキー
これは異論はあると思いますが、身内での結論です。
「木の家は3軒まで」でも触れましたが燃料支払いの為、4、5軒目を増築するのはリスキーです。
基本は3住居、3家族で12~13ラウンドまで生活し、「家族を増やす(家の空きはいらない)」のアクションで4人目、5人目を増やします。

ということは、3人目の家族を増やすのが早ければ早いほど、多く手番が使えて有利な訳です。愛人は泥炭環境でのルールにより、ラウンド3からしか出せませんがそれで十分です。
例え、一番早い5ラウンド目に「家族を増やす」が出たとしても、2手番は対戦相手より多く動かせます。

一番遅いラウンド7に出れば、4手番多く動かせることになり、この時点でほぼ勝利確定です。
馬の繁殖や改築などの確定行動を相手より早く行えるうえ、そうした体制が整えば大進歩など他の得点手段に手を向ける余裕さえ出てきます。

さらに、燃料も家2軒のままで生活できるので節約になり、改築も資源が少なくなるので容易です。話がそれますが、小進歩「葦の家」も同じ理由で燃料を節約でき、強化されています。

職業ランキングは次点で、進歩が増えた為パワーアップしたほら吹き、安定の収入役、大進歩に自信ニキーの石切り等に続きます。
今まで猛威を振るっていた毒見役は第7番のルール改定において、飯の支払いが今までの1から2になり大幅に弱体化しました。


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一時期調子が良くてR1700までいったんですが、その後負け続きでR1660まで低下。
明確なミスプレイも多いし、多分R1600ぐらいが自分の実力なんだと思う。 

拡張両方有り、グッドプレイヤー限定で部屋が立ってたので乱入。
まずドラフトの様子から。

2
ヒル取って堅実に行くか、アムサグ時のブーツで一気に決めるか迷う。
今回はアムサグブーツを選択。次手でアムサグを取った時点で多分バレれてしまうが、
バレたところで有効なことに変わりないと考えブーツをピック。

3
回ってきたカード、アムサグブーツと相性が良い時の指輪を見つけてほくそ笑む。
相手はまずヒルを取らざるを得ないと思ったので、対策に絡みつく雑草を選択。

4
最終的にはこんな感じ、アムサグは無事ゲット。時の指輪イオリスの像もピックできた。
アルゴスの監視者で相手のマナを妨害しつつ、できるだけ早くゲームを進めていく方針。
怖いのはイグラマルだが、ブーツ捨てさせられたら素直にGGするつもり。
そういうバクチっぽい選択をするから安定して勝てないんだろうか…。

相手には、春の杖イシャンの壺辺りが流れてしまった。
ドロー系のカードはラグフィールドの召使ハシリドコロ辺り、ちょっと嫌な予感が走ったが
まぁ、なんとなるだろうと楽観視。

5
1年目終了時の状況。炎マナがうまく手に入らずイオリスはお預け。
相手はマナ変換ボーナスから春の杖を出し、点数を稼ぐ体制へ。
2年目どれだけ早く進められるかが勝負か。

6
2年目前半、不思議な望遠鏡で順番を整えて、ダイスでドロー。
時のアミュレットを引いてきて、マナを整えハシリドコロを捨ててイシャンの壺を持ってくる。
アルゴスの監視者は使いどころを逃したので、3年目に使うことに決定。

ここでミス、相手にラグフィールドの召使があるのをすっかり忘れており、10クリの確保をできていなかった。変転を使えば用意はできたはず、こういうところで爪が甘いんだよなぁ…。

7
3年目突入。アルゴスの心臓+エストリアの竪琴のコンボ、春の杖の効果、途中で引かれた2匹目のヒル、アルスのミミック等で点数を大分稼がれたが、この時点で相手の手札は4枚、マナが3つ。

ここからまず、監視者を出してマナを4つ捨てを選択。相手のマナを妨害して手札を使わせない作戦。

8
2ターン後、後手になり時間も3つ進むという条件が揃ったので、アムサグブーツ開始。
ブーツを出して、イシャンからマナを、季節を進めて時の指輪とイオリスからさらにマナゲット。

アルゴスの悪魔
をだし手札を引かせて、アムサグでブーツを戻しつつマナゲット。
さらにブーツでマナゲット、季節を進めてマナゲットと連鎖的に進めて、
ラストに命の薬、ダイスで進んだ時間の分で時の指輪、イオリスを再度発動。点数ゲットで〆。

9

最終的には15点差で勝利。中盤どんどん点差が開いて辛かった。

エストリアの竪琴とアルゴスの心臓のコンボは、1マナづつ減っていくのでどうかと思ったが、召還ゲージが安定するのがいいですね。ゲージさえ安定してればダイス選択の自由度があがるし、結構良いコンボだと思った。

後は、時の指輪かなり使い勝手がいいですね。マナは安いし、効果はゲーム中2~3回は発動する。
特にブーツがあれば積極的に狙っていってよいカードだと思いました。

今回でレートが1661→1680へ
とりあえず1700目指してがんばります。
 

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②からの続き


脱穀場
脱穀場 
コスト:レンガx2 
勝利点:1点 
【効果】
特別アクション「泥炭を掘る」を行うたびに、追加で小麦(最大)1を食料4に換えられる。

【感想】 
レンガ貼りと小麦ブーストカードが揃えば使ってもいいかな?って程度のカード。
手番を消費せずに小麦を飯にできるが、使えるのは結局1~2回あまり頼りにしてはいけない。
あくまでも、1勝利点+飯の補助ぐらいに考えておくこと。


煙突
煙突 コスト:レンガx1 使用後、左隣のプレイヤーに移動する 勝利点:0点 
【効果】
パンを焼く進歩カードを持っていれば、その進歩カード(1枚)で小麦1から手に入る分の食料を(小麦を支払わずに)すぐに得る。

【感想】
飯補助、緊急時の保険用、
レンガ暖炉があれば結構頼りになる。
だがレンガx1は以外と重いし、進歩として場に残らないから使い勝手は良くない。
ドラフト終盤に回ってきたら取っておくぐらいで考えておこう。


村の公民館
村の公民館 コスト:レンガx2 木x2 勝利点:1点 
【効果】
毎ラウンド、自分の前に特別アクションカードが置かれていない状態で労働フェイズを終えるたびに、帰宅フェイズで食料1を得る。(自分が特別アクションを行なっていても、そのカードをほかのプレイヤーに取られれば得られる。)

【感想】 
コスト重すぎぃ!
後半は結構な頻度で再使用が起こるから飯はそこそこ貰えそうだが、今度は自分が再使用できない。まぁ、貰えて4~5飯程度だろう。他の事に資源回した方が絶対に良い。使ったら負けの進歩ランキング入賞クラス。


ドロ薬
泥薬 コスト:レンガx1 勝利点:1点 
【効果】
すぐに食料1を得る。ベッドマーカーがある家族で「病院」のアクションを行うたび、追加で食料1を得る。

【感想】 
1勝利点、飯x1、使って損はない。病院には行かないので後ろの効果は忘れよう。
序盤のレンガはかまど、改築、林務官舎など使い道が多い、出せるのは中盤ぐらいになるだろう。
あくまでも余ったレンガで出すべき、これを出す為にレンガを取りに行ってはいけない。


乾燥地
乾燥地 コスト:進歩が3枚以上場に出ている 勝利点:0点 
【効果】
特別アクション「泥炭を掘る」を行うたび、農場の空いたスペースに、共通のストックから燃料1と食料1を置き、この農場スペースが未使用でなくなったときに手に入れる。

【感想】 
効果が悪くは無いが、進歩3枚は厳しい。というかこのカードの為だけに出したくない。
他にコストで進歩数が必要なカードを持っている時についで出だすのが丁度いいだろう。
ドラフトでも終盤辺りに回ってくるカード。


産院
産院 コスト:レンガx2 石x1 勝利点:2点 
【効果】
「家族を増やす」のアクションを行うたびに、1勝利点を記録し、すぐに燃料1と食料1を得る。(家族を増やす進歩カードを使った場合も含む。)

【感想】 
コストは重いがそれに見合うだけの強さはある。
最初の家族を増やす前に出す場合、対戦相手に家族レースで先を行かれる覚悟はしておこう。その際は牧師があればグッド。

もう一つの使い方は、ラウンド12~13の「家族を増やす(住居に空きが無くても良い)」を狙って、ラウンド11にスタートプレイヤーから出す方法。バクチになるが外してもカードの勝利点が高いので、そこまで痛くはない。
 
 
小船真
小船 コスト:木x3 進歩を2枚以上場に出す 勝利点:1点 
【効果】
まだ始まっていないラウンドスペース全てに燃料1と食料1を交互に置く。燃料1から置き始める。そのラウンドの最初に、置かれているマーカーを得る。

【感想】 
これもコストは重いが強い。ドラフト1~2手目に取っても良いカード。他の資源などを犠牲にしても3~5ラウンド目ぐらいに出すことを目指そう。飯と燃料の供給でその後の展開がかなり楽になる。

ピックしたなら最低1枚、できれば2枚は軽コストの進歩を取りに行く。後は他のコストに進歩数が必要なカードと同じく、作れるのなら泥炭焼き場、もしくは、レンガx2のかまど(4人戦以上限定)を初ラウンドで作っておき、進歩数を稼ごう。


小船
泥炭の小船 コスト:木x2 勝利点:1点 
【効果】
「漁」のアクションを行うたび、追加で燃料2を得る。

【感想】 
燃料が手に入るのは間違いなく強いのだが、2回以上通わないとコスト以上のメリットにならない。
だが、「漁」に通いすぎると勝利が遠のく。使うなら漁師カヌ川辺のレンガなど「漁」支援系カードと組み合わせたい。これ単体ならなるべく飯x3以上溜まった時に取りに行ったほうがいい。


泥炭ソリ
泥炭そり コスト:木x1 勝利点:0点 
【効果】
現在のラウンドに2か4か7か10のいずれかを足す。そのラウンドスペースに(足した数によって順に)燃料3/4/5/6を置く。この燃料をそのラウンドの最初に得る。

【感想】 
軽コストで良効果。ドラフト1~2手目で取るほどじゃないが3~4手目ぐらいで取りたいカード。
使い方は1~2ラウンド目に出し、7ラウンド後を選択するのが良い。丁度その頃に燃料が足りなくなってくるはずだからだ。後3ラウンド伸ばしても増えるのは1燃料だし、あまり得はない。


泥炭スコップ
泥炭スコップ コスト:木x1 勝利点:0点 
【効果】
毎回、収穫の最初に、泥地タイルが2枚以上あれば燃料1を得る。

【感想】 
コンボパーツとして評価できるカード。
高熱暖炉室内暖炉と合わせれば泥炭タイルを残して燃料問題は解決できるので、そのまま盤面を埋める事が可能。
愛人葦の家を使い住居x2でプレイをする時も、これ出してレンガの家に改築すれば燃料問題解決。さらに、泥炭考古学を出すまでの燃料軽減手段などにしても良い。

単純に進歩数を稼ぐ為に取っても良いし、抑えておいて損はない。


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